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特別設計されたフローディストリビューター
OPUS®フローディストリビューターは、一様な流量分布を維持するように設計されています。この設計では、放射状の流れ場やアンチジェットファンネルなどの業界で認められた技術が活用されています。
OPUS®の開発中カラムでは、カラム性能の関数としての分散をモデル化し、フローディストリビューターの重要なパラメータを確認しました。OPUS®アプリケーションラボにて計算流体力学モデリングとアプリケーションケーススタディを行い、最終的な設計の認定を行いました。
堅牢、GMP準拠の構造
医療グレードのポリプロピレンホモポリマー製で、OPUS®カラムのすべての製品との接触面はEMA 410/01(または動物質不使用)でクラスVIに適合しています。
構成部品 | 素材 |
---|---|
2.5 - 30 column tube | ポリプロピレン |
45R - 80Rカラムチューブ | 70% w/w Eガラス/PP工学的複合構造 |
フローディストリビューター | ポリプロピレン |
インレット/アウトレット | ポリプロピレン |
充填層サポートスクリーン | ポリプロピレン |
Oリング | プラチナ硬化医療グレードシリコン |
戻り管路 | 強力なポリエステル繊維強化を施したプラチナ硬化医療グレードシリコン |
リン酸還元
簡単に洗浄、消毒
OPUS®カラムは、モノクローナル抗体、組換えタンパク質、ワクチンなどの一般的なダウンストリームプロセスキャンペーンで用いられる洗浄および滅菌プロトコルに対応しています。
リン酸還元の比色測定を用いたOPUS® 20カラムは6 FFで充填され、2 CVで残留リン酸を確実に洗浄できます。
信頼性の高いマルチサイクルパフォーマンス
OPUS®カラムは、モノクローナル抗体、組換えタンパク質、ワクチンなどのダウンストリームプロセスでのマルチユース用途に必要な柔軟性を備えています。
大腸菌からの組換えタンパク質の精製を10回行って得られた結果から、ラン間の一貫性に大きな差がなく、クロマトグラフィーの性能は複数回のサイクルを経ても維持されていることが分かりました。
スケーラブル。異なるサイズでも一貫したパフォーマンス
クロマトグラフィーの分離は、異なるOPUS®カラムサイズでも変わらないことが実験で示されています。これにより、プロセスの拡大や縮小がシームレスに行えます。
BSAからのhIgGの分離時、OPUS® 1.2、2.5、8、20カラムを、CaptivA® Protein A樹脂プレパック、ベッド高さ20cm、プレート/mで、非対称仕様を維持して使用しました。SDS/PAGEの結果では4つのカラム直径で一貫した精製を示しました。
性能は輸送後でも保たれます
OPUS®カラムは、国際安全輸送協会(ISTA)の最悪ケース輸送シミュレーションで合格した認定パッケージで出荷されます。以下は、認定済みのクレートデザインでパッケージされたOPUS® 45R、60R、80Rカラムに、ISTA 2B試験で実行されたシミュレーションのリストです。クロマトグラフィー試験はOPUS®アプリケーションラボで実施されました。また、ISTA 2B試験は独立した認定試験施設で実施されました。